交通対策

地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の規定に基づき、紋別市地域公共交通総合連携計画の作成に関する協議及び計画の実施に係る連絡調整を行い、地域の実情に即した輸送サービス実現に関する事項などを協議するため、平成20年1月に「紋別市地域公共交通活性化協議会」を設立しました。
この協議会は、利用者の代表をはじめ、公共交通事業者、道路管理者、公安委員会のほか、教育・福祉などの関係者で構成しております。これまでの協議会では年に数回の会議を開催し、市内循環バスの実証実験運行、スクールバス混乗の実証実験運行、利用実態調査等を行い、市内循環バスや上藻別線デマンドバスの本格運行等を実施しております。

平成30年3月に「紋別市地域公共交通網形成計画（以下「網形成計画」という。）」を策定し、平成30年度から10年間を計画期間として、持続可能な地域公共交通の構築を進めてきたところです。
このような中、地域交通法が令和2年に改正され、地域にとって望ましい地域旅客運送サービスの姿を明らかにする公共交通のマスタープランとして、「地域公共交通網形成計画」を 「地域公共交通計画」に改めるとともに、全ての地域公共団体において計画の策定が努力義務化されました。
地域交通法改正施行前に策定した網形成計画は、計画策定から6年が経過しており、既存の交通手段の活用を基本とした効率的かつ持続可能な運行形態や交通機関の活用の可能性を幅広く検討・実施を行うにあたり、現状に合わせた目標値等の見直しを行う必要があることから、網形成計画を改め「紋別市地域公共交通計画」を策定しました。