市名の由来と紋章

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市名の由来

1869年(明治2年)7月8日、北海道開拓使が設置され北海道の開発が始まりました。その年の8月15日、北海道の様子に詳しい判官松浦武四郎の意見でエゾ地は「北海道」と命名され、太政官から北海道11国86郡が布告されました。
これにより、北見8郡のうち紋別郡が誕生しました。
続いて1872年(明治5年)3月に、紋別郡の10カ村の村名が決まり、モンベツ村と呼ばれるようになりました。
「紋別」と呼ばれるようになったのは、1875年(明治8年)5月に通達が出され、管内一斉に町村や港の名前に漢字を当てることになってからです。
古文書には、紋別の地名はカタカナあるいは平仮名で「まうべつ、モベツ、トマリ」などど書かれ、漢字では「紋部津、紋部地、茂武遍津、紋辺津」などの文字が当てられていましたが、これを機会に「紋別」の地名が定着しました。
紋別の地名は、アイヌ語の「モペッ」(静かな川の意味)からきています。
紋別市の中心地の地名が、川がないのに「モペッ」(静かな川の意味)と呼ばれるのは不思議に思われますが、もともとは元紋別を流れている「藻鼈川」を指したもので、モペッコタンに住んでいたアイヌの人たちが付けた地名です。
現在の紋別市街の方に番屋ができて、モペッコタンに住んでいたアイヌの人たちが移り住むようになり町並みができると、いつの間にか地名も移動し「モペッ」が使われるようになりました。

市章

市章

紋別市市章は、「紋」の文字を図案化したもので、中央に配された帆型(漁船)は、糸の上部と「文」を併せ、外郭は、下部の文字で囲み(オホーツク海)に面した都市を表現しています。

市旗

市旗

旗の中心に配した市の紋章は、海(オホーツク海)に面した都市を表し、旗の地色の白は流氷を表現し、市章の緑は流氷を開発し輝く未来に対する希望を象徴しています。
市旗は1978年(昭和53年)7月1日に告示第37号として制定されました。

市旗の規格
(1)市旗の規格は、縦、横2対3の比率とする。
(2)縦の5分の3を直径とする市章を中心に置く。
(3)市旗の地色は白とし、市章は緑とする。

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総務部/庶務課/庶務係

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内線:207・363・401

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