市勢の概要

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地勢

北海道のオホーツク海沿岸のほぼ中央に位置し、一帯の土地は内陸へ徐々に高さを増し、西部は南北に連なる北見山地に南部は東西に起伏する千島山系に囲まれています。農耕地は天塩岳にその源を発する渚滑川流域より南東シブノツナイ川流域におよび、酪農・畑作が中心となっています。弁天岬から弓状に伸びる海岸線は風波を避ける天然の良港で、オホーツク海屈指の港まちです。気候は冷涼で特に冬期は流氷の到来もあって寒冷になります。

歴史

紋別市はオホーツク海沿岸の数少ない天然の良港として、貞享年間(1684年~1687年)に松前藩がその直領としていた宗谷場所から斜里場所へ至るオホーツク海沿岸の寄港地として利用したのが始まりといわれています。明治13年には紋別村外9カ村戸長役場を設置し、以後、沿岸漁業の活性化や道路の開削、国鉄名寄線の開通により、人口は急増し、地域の行政および産業経済の要所として発展を続けました。

昭和29年7月1日紋別町・渚滑村・上渚滑村の1町2村の合併により、漁業・農業・鉱業を基幹産業とする人口3万6000人の「紋別市」が誕生しました。昭和48年、東洋一の産金量を誇った鴻之舞金山が閉山しましたが昭和50年には紋別港が重要港湾に指定され、国際貿易港としての整備が進み、商港としても定着しています。また、平成11年には新オホーツク紋別空港が開港し、現在、東京直行便が1往復就航しています。我が国唯一の氷海域であるオホーツク海の特性を生かし、冬季はガリンコ号による流氷観光、夏季は花観光や釣クルーズ体験など、四季折々のオホーツクの自然を利用した観光にも力を注いでいます。

お問い合わせ

総務部/企画調整課/公聴広報・統計係

電話:0158-24-2111
内線:259・214

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