予算の編成
地方自治体の予算は、その年の歳出はその年の収入でまかなうことを原則(予算の単年度制)とした、収入と支出の予定計画です。その会計年度は4月1日から翌年度の3月31日までと法律で定められています。
1.予算の編成
予算は市の各部課が予算見積書を作成し、財政課へ提出します(予算要求)。財政課ではこの予算要求に対し担当部課から意見を聞きながら査定を行い、この結果をもとに最終的には市長が査定を行います。予算の査定が終わると、市長は財政課が調整した予算書を、議会に提出します。
2.予算の審議
市議会では市長から提出された予算案を審議するため、予算特別委員会を設け審議を行い、その結果を踏まえ本会議において議決します。(市議会での審議はたいへん重要なもので、市議会は市長に対し項目や金額の修正を要求したり、予算案そのものを否決することもできます)
3.予算の執行
議会の議決を経て成立した予算は、4月1日より執行されます。各部課では、皆さんが納めた税金である予算を効率的に使うため、節約に努め、様々な事をしながら仕事を進めていきます。
4.補正予算
1の予算編成の際に予測できなかった経費などが発生した場合、市長は補正予算を編成し市議会に提案し、本会議で審議の後、議決されます。
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