手づくり市民ガーデンの会 十年のあゆみ

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平成15年の設立から数え、手づくり市民ガーデンの会は平成24年で節目となる十周年を迎えました。

手づくり市民ガーデンの会は、花を通じたコミュニティづくりときれいな街の景観づくりという観点のもと、これまで多くの市民団体や企業、個人が参加協力し合い、都市公園市民ガーデンの植栽を中心に少しずつ花の街づくりの輪を広げてきました。
行政と手を取り合いながら、多くの人々と歩んできたこの十年の主な活動をご紹介します。

平成15年度 設立年

当時開催された「オホーツクDOいなか博」における市民の自主参加事業として、紋別裁判所前広場の花畑づくりが企画され、会の前身となる公募にて集った市民有志が行政とともに花畑の整備段階から事業計画などを考えるワークショップに参加しました。
6月には大小14箇所の花壇を13団体にて第1回となる植栽を実施。9月に今後の組織づくりを兼ねた市内および滝上町のガーデンを視察する研修会を行いました。
11月のワークショップにて会の名称を「手づくり市民ガーデンの会」とし、花のボランティア団体としての活動がスタートしました。

平成16年度

会の設立2年目を迎え「オホーツクDOいなか博」の開催年ともなったこの年は、市民ガーデンからもいなか博を盛り上げるべく、そのキャラクターにちなんで中央の協働花壇に「クリモー」を制作しました。
5月に実施した合同の植栽では、各団体から総勢約100名もの市民が集まり、およそ3,300本もの花を植えました。また、この年には新たに2つの団体が加わり、計14団体での活動を行いました。

平成17年度

設立3年目にあたるこの年は、前年から引き続き14団体の市民有志が参加し、およそ3,100本の花を植栽しました。
それに加え、かねてより整備が計画されていた裁判所側の三角の法面部分と市街地側の沿道に面した部分にもラベンダー・アジサイ・アヤメ・ツツジの植栽が行われ、より花の溢れる彩り豊かな公園へとなりました。
前年度に開催された「オホーツクDOいなか博」の紋別市実行委員会解散に伴い、会に感謝状が贈呈されたのもこの年のことです。

平成18年度

新たに2つの団体が加わり、参加団体も15団体までに増えたこの年は、5月に実施した合同植栽に約100名が参加し、およそ3,600本もの彩り豊かな花の植え込みを行いました。
また、この年の市内の花名所を紹介した「2006もんべつ花マップ」(もんべつ美しいまちづくり推進委員会作成)に、会が活動する都市公園市民ガーデンが掲載されました。

平成19年度 設立五周年

会の設立五周年となったこの年は、5月に予定していた合同植栽が降雪により中止になるという思わぬハプニングもありましたが、各団体で植栽を行い、約3,500本の花を無事植え込みました。
この年から、植栽した花壇のようすを紋別市のホームページに掲載するなど、市と協力して花のまちづくり活動の情報発信にも力を入れました。

平成20年度

この年の合同植栽では、会の設立から6年目を迎えるにあたって、中央の協働花壇に活動10年を目指すことをテーマにしたデザインを作成するなど、15団体から約100名の市民の皆さんでおよそ3,500本もの花の植栽を行いました。
また、当会会員の団体以外から大谷幼稚園の園児さんらが植栽の手伝いに参加し、会の活動が広がりをみせた年でもありました。

平成21年度

13団体の参加によるこの年は、前年度もお手伝いに来てくれた大谷幼稚園さんも含め、約120名の参加による合同植栽を行いました。
この年の新しい試みとして、花壇以外に園路沿い飾るプランターの設置とそのお世話をする会員を募集し、園内に新たに10個のプランター花壇とプランター会員が加わりました。また、8月には初開催となる視察研修会を富良野で行い、会員相互の交流とスキルアップを図るなど、活動の幅も広げた年でした。

平成22年度

14団体の参加による合同植栽では、オホーツク海と流氷をイメージした協働花壇を中心に約2,400本の花を植栽。花壇以外にも会員のアイディアによる流木を活かしたプランターとベンチ、腰かけを設置し、園内の景観の向上なども図りました。
また、市より推薦された会員の2名が北海道知事からフラワーマスターの認定を受け、紋別市フラワーマスターとして花のまちづくり活動の推進に向けて活動することとなりました。

平成23年度

中心に宿根草を配置し、紫と白の二色の構成からなる協働花壇をはじめとした合同植栽では、およそ2,300本もの花を植え、14団体から約90名がこれに参加しました。
この年も市より推薦された会員1名がフラワーマスターの認定を受け、市民ガーデン内で当会会員のフラワーマスターを講師とした花の講習会を初めて開きました。また、新たに冬の活動として、フラワーマスター提案によるピースキャンドル事業を共催し、冬のまちの景観づくりにも取り組みました。

平成24年度 設立十周年

記念すべき会の設立十周年を迎えたこの年は、15団体、約125名の参加により、およそ2,700本もの花の植栽を行い、中央の協働花壇にはマリーゴールドによる十周年を表す「10」を配しました。
植栽活動のほか十周年の記念事業として、市民ガーデナーの参加を募ってのガーデニングコンテストや十年にわたる活動記録の写真パネル展、活動十年を祝う会を開催するほか、「第40回北海道花いっぱいコンクール」で優秀賞を受賞するなど節目の年に相応しい活動に取り組みました。
また、この冬も前年から続くピースキャンドル事業を主催として開催し、冬の紋別のまちなみに彩りを添えます。

手づくり市民ガーデンの会は、人と人とのつながりによって、花のあるまちづくりに今後も活動していきます。
お問い合わせ

建設部/都市建築課/都市計画係

電話:0158-24-2111
内線:283・287

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