ご自身や身近な人が新型コロナに感染したときの対応について
新型コロナウイルス感染の急拡大を受け、北海道は重症化リスクが高い患者の方を迅速かつ的確に必要な医療につなげるため、濃厚接触者の調査の対象を原則、同居家族や医療機関、介護福祉施設等に重点化しています。
このため、その他の対象者の方々については、保健所から連絡せず自宅待機(外出自粛)とご自身により健康観察をお願いしています。
なお、すでに体調不良を訴えている方は緊急性が高い方がいらっしゃる場合は、かかりつけ医または下記にご連絡をお願いします。
「北海道新型コロナウイルス感染症健康相談センター」(0120-501-507)
対応手順や留意事項については、以下をご参照ください。
陽性者ご本人の対応
速やかに、ご自身で、「感染の可能性がある方」(同居のご家族を除く)や「勤務先」などへの連絡をお願いします。
なお、陽性となった全ての方に保健所から症状や健康状態をお伺いするといった、これまでの対応に変更はありません。
陽性者ご本人が確認すること
- ご自身の検体採取日
- ご自身が発症した(症状が出た)日
- ご自身が発症した日(無症状の場合は検体採取日)の2日前にさかのぼって、会食やマスクを外した会話などをした方の有無
連絡の対象となる「感染の可能性がある人」の考え方
濃厚接触者の定義を参考に、接触の程度や周辺の環境など、具体的な状況から判断します。
判断する上で重要な要素は、「距離の近さ」と「時間の長さ」です。必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度以内)で15分接触があった場合に「感染の可能性がある」と考えられます。
濃厚接触者の定義
感染者の感染可能期間(発症2日前から入院等をした日まで)に接触のあった人のうち、次の範囲に該当する人
- 感染者(患者)と同居あるいは長時間の接触(車内・航空機内等を含む)があった
- 適切な感染防護なしに患者を診察、看護もしくは介護していた
- 患者の気道分泌物(痰(たん))もしくは体液等の汚染物質に直接触れた
- 手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、患者と15分以上の接触があった
「感染の可能性がある人」の候補の例
- 陽性者と同居している人
- ご自身の感染可能期間中に、マスクを適切に着用しないで(いわゆる鼻出しマスクやあごマスク等、マスクの着用が不適切な状態も含みます)会話した人
※目安は「対面で話した」、「距離は1メートル以内」、時間は「15分以上」です。
※不織布マスクが推奨されます。
その他、ご自身が「せきやくしゃみをしていた」「大きな声を出した」場合のほか、「換気が不十分」や「三つの密(密閉、密集、密着)」となりやすい環境にいた場合など
感染者から「感染の可能性がある」と連絡を受けた方の対応
陽性者と最後に接触した日の翌日から7日間(8日目解除)の自宅待機(不要不急の外出自粛)や検温など自身による健康状態の確認、リスクの高い場所の利用や会食等を避けること、マスクを着用すること等の感染対策をお願いします。
感染者から連絡を受けた方が確認すること
- 感染者の検体採取日
- 感染者が発症(症状が出た)した日
- 感染者が発症した日の2日前からともに行動した日(陽性者が無症状の場合には、検体採取日の2日前からともに行動した日)
連絡を受けた方に症状がある場合の対応
かかりつけ医または、下記にご連絡をお願いします。
「北海道新型コロナウイルス感染症健康相談センター」(0120-501-507)
陽性者から連絡を受けた事業所(学校、保育園・幼稚園等)の対応
職場で陽性者と接触した「感染の可能性のある方」を選定の上、「感染の可能性のある方」に対し、次の対応を求めてください。
・感染者と最後に接触した日の翌日から7日間(8日目解除)は自宅待機(不要不急の外出自粛)、検温など自身による健康状態の確認や、リスクの高い場所の利用や会食を避けること、マスクを着用すること等の感染対策を行うこと。
用語説明と全体の流れ
事業所や学校等の皆様による疫学調査で使用する用語の説明と全体の流れを記載しています。調査を始める前にあらかじめご確認ください。
詳細につきましては、北海道のホームページをご参照ください。
- お問い合わせ
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保健センター/健康推進課/保健予防係
電話:0158-24-3355