道内でオレオレ詐欺の被害が連続発生しています！！

住民の方や、皆様の家族等、周囲から被害者が出ないよう、皆さんで手口について情報共有して注意しましょう。

紋別市内に住む80歳代の女性が10月、オレオレ詐欺により700万円を騙し取られる被害に遭いました。犯人は女性の息子を名乗り、「体調を崩して病院に行った際、小切手や書類が入ったカバンを盗まれた。上司の子供がお金を受け取りに行く。借りたお金は口座に入れるので、キャッシュカードも渡してほしい」と話したそうです。女性は翌日、指定された市内某所で息子の上司の子供を名乗る男に現金700万円とキャッシュカードを渡しました。1カ月後、女性宅を本当の息子が訪問し、詐欺であったことがわかりました。

新聞やテレビ、インターネットなどでオレオレ詐欺の手口が繰り返し報道されているにも関わらず、被害に遭う方が後を絶ちません。犯人グループは様々な役割を演じ、言葉巧みに被害者の親心や善意を揺さぶります。「今すぐ必要」と焦らせ、冷静に判断する時間を与えません。誰もがだまされてしまう危険性があるのです。
被害を防ぐために大切なのは、「本人かどうか確認すること」「誰かに相談すること」です。突然お金を要求する電話がかかってきたら、まずは落ち着きましょう。電話をかけてきたのは本当にあなたのお子さんですか？ 相手が「電話番号が変わった」と言っても、必ず自分が元から知っている番号に電話をかけ本当かどうか確認しましょう。お子さんが仕事中などで電話に出なかった、すぐに連絡がつかなかった場合は最寄りの警察署や消費者センターなどに連絡し、詐欺ではないか相談しましょう。
決して一人で判断しないでください。あなたを助けてくれる人は周りにたくさんいます。