あらまし

紋別市議会

紋別市議会のあらまし

市民と議会

市民と議会の関係

 明るく住み良いまちづくりのため、市民一人ひとりが話し合い、市民全員で決めたことを自分たちの手で実行していく、これが地方自治の基本的な考え方です。
 しかし、実際に市民全員で話し合うことは困難です。そこで、市民の代表として市議会議員が、また、市の仕事を行う代表者として市長がそれぞれ選挙で選ばれています。
 市長と市議会は対等の立場に立ち、市長は施策の実行、議会はその審査・チェックを行うというお互いの役割を十分に尊重しながら、市民の利益の確保に努めています。

議会の役割

 市が新たな事業などを行う際、予算や新たなルールを設けるための条例制定などが必要となります。
 こうした予算案や条例案などは議案として提出され、市民のさまざまな意見を反映させるため、複数の議員で多くの意見を出し合って審査し、最終的な可否の決定を行います。
 このほか、市民の声を活かして議員みずからが条例を提案したり、一般質問などにより市の課題を指摘するなど、議会の役割は多岐にわたります。

紋別市議会について

紋別市議会の概要

 紋別市議会は、16名の議員で構成されており、それぞれ会派に所属しています。

 当市議会では、政務活動費が支給され、地方行財政に関する調査研究などを行うことができます。

議員定数
16名(平成26年8月現在)
平均年齢
60.8歳(平成26年8月現在)
議員報酬
議長:440,000円
副議長:400,000円
議員:360,000円
政務活動費
議員1人あたり月2万円

議会の傍聴と請願・陳情

 本会議はどなたでも傍聴することができます。
 ご希望の方は、議会棟2階傍聴席入口の傍聴人名簿に氏名等を記載し、受付箱に投函してください。

 また、市政についての要望などがあるときは、誰でも請願や陳情を提出することができます。議員の紹介があるものを「請願」といい、紹介がないものを「陳情」といいます。
 請願・陳情は、所定の手続きを経て審査された後、本会議において、採択または不採択の決定を行います。

市議会の仕組みと運営

定例会と臨時会
 定例会は年4回開催され、当市ではおおよそ、3月、6月、9月、12月に開かれます。
 臨時会は、次の定例会までの間に、議会の議決が必要になったときに開かれます。
常任委員会
 市の仕事は様々な分野にわたっていることから、現在2つの常任委員会(総務経済、福祉文教)を設置し、それぞれ分担しながら専門的な審査・調査を行っています。
特別委員会
 特定の問題を調査する場合に設置されます。
 例年、予算を審査する予算特別委員会が第1回定例会で、決算を審査する決算特別委員会が第3回定例会で設置されます。
議会運営委員会
 議会を円滑かつ効率的に運営するため、各会派から選出された委員により構成されています。議会の会期や議案の取り扱いなどの議会運営にかかわる事項について協議を行います。

議会の流れ

 議案は、市長等から提出された後、議長が本会議で上程することで正式な議題となります。
 本会議では、議案の大綱説明や総括質疑など、全般的な事項について審議され、詳細な審査は各議案を所管する常任委員会で行われます。
 委員会での審査終了後、本会議で委員長から審査結果が報告され、質疑や賛成・反対の討論が行われた後、採決を行い議会としての最終の意思決定が行われます。